2009年08月13日

UOBC試験@九工大 その5

本日UOBC選抜試験の結果発表がありました.
「Orion」は10チーム中7位という結果で,UNITEC-1へのUOBCの搭載は残念ながらなりませんでした.
今後は今回の環境試験の結果を生かしてさらに衛星開発を行っていきたいと思います.
搭載される大学の皆様もまた全部生き残るように頑張ってください

今回の選抜試験を実施していただいた九州工業大学の皆さん,MOBCとの噛み合わせ試験を実施していただいた東京理科大学の皆さんをはじめ,UOBCの開発にご協力いただいた皆さん,ありがとうございました.

今回の更新でこのプロジェクトはひとまず終了します.長い間ご愛読ありがとうございました.また別のプロジェクトのブログで会いましょう.

2009年08月12日

UOBC試験@九工大 その4

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右上に取り付けられているのが,我らの「Orion」です.


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こちらは加振器に取り付けられたUNITEC-1の様子です.この中にUOBCが取り付けられています.


本日は朝に真空槽からUOBCを取り出し,その後振動試験を行いました.
この試験では,前モーダル1分⇒ランダムQT2分⇒後モーダル1分,の加振をz軸(写真の衛星の縦方向)で行いました.
加振後の動作確認で,前日までと同様の挙動を示していたので,「Orion」は無事に振動試験をクリアしたと考えられます.
この試験で今回の試験はすべて終了です.皆さんお疲れ様でした.
明日はついにUNITEC-1へ搭載されるUOBCが発表されます.

2009年08月11日

UOBC試験@九工大 その3

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これが今回使用する真空槽(低軌道用)です.この中に各大学のUOBCを納めて,試験を行います.


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こんな感じで各大学のUOBCが設置されています.この棚がそのまま真空槽に入れられます.


本日はUOBCの熱真空試験を行いました.
この試験では,常温⇒0度⇒50度⇒常温,と温度を変化させた上での真空中での動作確認を行いました.
どの温度の場合でも,無事に「Orion」の生存を確認することができました.
最後の常温時の動作確認後に「Orion」の温度が55度まで上昇するなど,危ない場面もありましたが,無事に動作を確認できてよかったです.
明日の朝に真空槽からUOBCを取り出した後に振動試験を行って今回の選抜試験は終了です.

2009年08月10日

UOBC試験@九工大 その2

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本日はUOBCとMOBCの電気的な噛み合わせ試験を行いました.
思わぬデバッグ作業に見舞われましたが,無事に試験を通過することができました.
現在われらの「Orion」は,明日の熱真空試験に向けて真空槽で真空引き中です.
明日からはついに本格的な環境試験です.明日の試験でも無事に動作することを祈るのみです.

2009年08月09日

UOBC試験@九工大

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UOBC選抜試験を行うため,九州にやってきました.
これから九州工業大学で電気噛み合わせ試験,振動試験,熱真空試験を行っていきます.
今はただただ僕らの「Orion」が正常に動作することを祈るのみです.

2009年08月01日

仮組

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構造部材の加工が終わり,仮組してみました
デバッグ用の配線が出ていますが,
ネジ位置のミスや干渉もなく無難に組み上げられました.

2009年07月30日

基板完成!!

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九州大学試験用の基盤が完成しました。FPGAの動作も確認でき、良好です。

2009年07月08日

基板の試作

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SUZAKU3台をつなぐ基板の試作を行いました.
パターンの作成をし,基盤切削機で両面基板の切削を行うことで,この基板は誕生しました.
次はこの基板に部品の取り付けを行います.
正常な動作が行われることを祈るばかりです.

2009年06月19日

構造の検討

OBC_STR_image.jpg

現在の搭載予定図です.
100×100×45mmの中にSUZAKU-V3台が無事収まりました.
質量も350gで規定の500g以内です.
ここから固定部材の形状や熱・放射線対策など質量と相談しながら,
詳細に詰めていきます.


OBCの名前2

名前が「Orion」に決まりました。
メインのFPGAが3つということで、中心に星が3つ並んでいるオリオン座からとりこの名前にしました。

NASAが2010年に運用を停止するスペースシャトルの代替の宇宙船も「オリオン」という名前らしいです。

2009年06月18日

OBCの名前

OBCに名前を付けようと思い、今日少し話し合いました。SUZAKU-Vが3台とPICが1台いるので3とか4に関連する名前にしようと思っています。
挙がった名前が、
 トリニティー
 ケルベロス
 キングギドラ
 朱雀
 オリオン
 パフューム
 ドム
 クローバ
などです。
難航しています。とりあえずクローバ(仮)にしておきます。

電源回路の試作

DSCF0227.JPG
電源回路の試作です。
使っている素子はスイッチングレギュレータのS8550で、5Vから3.3Vへ降圧しています。
効率が92%で全然熱も出さない優れものです。定格電流は600mAなので、SUZAKU-Vを1台とCAN IC1つにつきレギュレータ1つ使う予定です。
丁度、今日に安定した出力を得られた模様。

OBC回路の試作

DSCF0229.JPG
SUZAKU-Vを3台をCANで繋ぎ通信し、RS422経由でMOBCと通信する機能を持たせた回路を作りました。配線がごちゃごちゃしていますが、RS422の動作テストとCANの動作テスト、また、UNITEC-1のOBC(以後MOBC)との通信用のプログラムも実装しました。

CAN通信にはMCP2510、MCP2551を使っています。
RS422通信にはMAX488を使っています。

東工大OBCのシステム

OBC_image.jpg
東工大OBCのシステム図です。大体こんな感じでいこうと思っています。
このOBCの目的は燕搭載用のOBCであるVirtex-IVの検証を行うということですので、これの評価ボードであるSUZAKU-Vを3台のせました。また、燕に用いる予定のBUSであるCAN BUS(できればFlexRayがよいが素子が手に入りづらい)を使い冗長性を持たせる予定です。
外部との通信はマルチプレクサーを介しており、受信は全機で行い、送信はマルチプレクサー経由で1機が行います。電源やマルチプレクサーの管理はPICが行います。

はじめに

このブログでは、「PLANET-C」の相乗り衛星である「UNITEC-1」を使って行われるOBCコンペティションに向けた東工大のOBC開発状況について書いていきます。

コンペの内容は、参加大学がOBCを開発し(以後UOBC)、これを「UNITEC-1」に搭載。金星に向かっている間に定期的にOBCのテストを行い、どのOBCが最後まで正常動作するかを競うものです。

打ち上げは2010年で、とりあえず8月に九州工業大学で環境試験があり、ここを通過した大学のみが衛星への搭載可能です。

松永研究室では、次期衛星「燕」のOBCの試験を兼ねてこのコンペティションに参加しています。