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プロジェクト概要

① スマート宇宙機器等の実用化研究等

 スマート宇宙機器の重要な具体例として,様々な応用が見込まれている以下3つの機器に関して,商用を目指した基本仕様等の検討等を行う.
a) 機械学習利用姿勢・観測センサ
b) 軽量高剛性伸展収納ブーム・アレイ
c) 高速通信用展開アンテナ

スマートスペース実用研究等

Fig. 1 Examples of smart space components: a machine learning based attitude sensor, lightweight high-rigidity expansion/storage boom and array, a deployable antenna for high speed communication

② 可変形状機能超小型衛星システム等のスマート宇宙システムの設計・開発・評価等

 展開型太陽電池などを可変駆動させる可変形状機能は,迅速変更と高指向安定の両立を図る姿勢制御,大気抵抗や太陽輻射圧などを利用する軌道制御が実現でき,編隊地球観測・リモセン・深宇宙探査等に応用が期待されている.本機能を有する超小型衛星システムを対象に,商用を見込んだ基本仕様を検討する.

スマートスペース実用研究等

Fig. 2 Examples of smart space system: a microsatellite with shape variable function

③ 試験運用設備の利用サービスの提供等

a) 放射線実験施設等
 耐放射線技術に関して,東京工業大学のC60照射室と連携し,大学,民間企業等のユーザーによる照射試験の実施機会を確保して試験実施を容易にする仕組みを作るとともに,今後のサービス向上を図るための検討を進める.
b) 海外地上管制運用局等
 通信技術に関して, Sバンド等のリモート運用のための検討を進める.
c) スパコン等を用いた軌道上観測データ・処理技術等の知見共有サービス等
 取得した大量データをスパコン等の高性能計算機で解析し,有益な情報を引き出す手法等の検討を行う.

④ 新規宇宙プロジェクト創出支援と産学ネットワーク形成等

 真剣に宇宙プロジェクトを興そうとするユーザーの開拓・参入・育成等を目指して,下記を実施する.特に,年に少なくとも1回は,スマート宇宙機器システムシンポジウムなどとして,研究協力者や一般参加者も含めた全体会議を行う.
a) ユーザーとの将来利用要求・設計仕様の検討,国際情勢調査・
     将来動向検討等
b) 新規宇宙プロジェクト支援のためのセミナーの実施による産学連携モデルの
     創出検討や課題等の外部発信に向けた準備検討
c) 国内外学術会議における研究成果の発表等

⑤ 若手研究者等の育成等

 学生や若手研究者等を対象として,スマート宇宙システムの検討等に関する技術的な検討を行う定期会議等を開催し,学生や若手研究者等による主体的研究開発や協力企業等でのインターンを通して,実践的に育成する.